私の波長にぴったりの親友トミーの事
彼女と知り合ったのは、今の会社で約15年前。トミーは、ママさんバレーボールの
エースアタッカーとして20年近く活躍しているスポーツママ

長身で50歳を過ぎているとは思えないしなやかな筋肉の持ち主。
聞くところによると、家での力仕事はパパでなくすべてトミー担当らしい。
一応バスケット少女だった私は、体育会系。年上のトミーは大先輩

よく考えてみると、私はいつもトミーに振り回されている

突然メールで「暇か?」のみ送ってくる。「うん」とまたこちらもそれだけ
「買い物行こう!30分後迎えに行く」「了解!」
さて、その30分の間に私は、お茶碗あらい~の洗濯物ほし~の着替えて化粧し~ので
嵐のように身支度を調え、彼女は時間きっちりに迎えに来る。
あわてて車に乗り込み「トミー30分ってあまりに急すぎまへんか?

」
「あんたなら出来る」とこの調子。
伊勢志摩へ旅行に行ったとき前日「9時に迎えにいく!」とメールがあったので
翌日8時前、洗濯物干している時ブッブッとクラクションの音

”ええっなんで??”と思ったが”メール見まちがったんや!!大変 大変” と
大急ぎで化粧もせずあわてて着替えだけしてトミーの車へ

「9時って書いてなかった?」「8時や」「あっそう~」
でも確かめてみようとメールの履歴を・・・「トミー9時ってほらメール見て」
「お~~悪い悪い 打ち間違ったわ

」
「1時間も間違われて、すぐ用意できるの私だけちゃう?」「ほんまや~」
姉御のようなトミー 彼女は私を上回るおっちょこちょい

子どもが小学生の時、「国語の教科書を忘れたので持って来てほしい」と電話があり
”がってんだ!”との勢いで持って行ったらしい。
トミーはご満悦で、帰宅した娘さんに「どうやった?」ときいたら
「理科の教科書持ってきてくれたやん!」ドッヒャー

ちゃんちゃん。。。
ある時、目薬を旦那さんに持って行ったら、形がそっくりな香水

旦那さんはそれを目に・・・
ギャ


失明こそ免れたが一皮めくれたらしい。
笑い事ではないが、今ではその話で笑いを取っている

こんなトミーは私にとってかけがえのない存在 同じ匂い? よく似た性格?
気疲れしない人。 普段はお互い干渉せず自分の世界を持っている。
姉御は、私がヘルプを出しているときいつもさりげなく助けてくれる。
私が病気で入院したときも、とっても心配してくれて、涙をながしてくれた

がさつに見えて、超ナイーブ


これからもヨロピク